2024.03.11

狂気の1か月合宿

20年生きてきた中で、最も色濃く、体力を使った1か月だった。

毎日、自分のこと、考えていることを一生懸命話し、仲間の想いを聞いて。正直凄く疲れたが、とても楽しかった。自分の色々な面にも気づいた。

特に印象深かったのは、初回合宿打ち上げの3次会だった。
合宿中あまり喋る事がなかった4人とたまたま同じタクシーに乗った。
せっかくならもう少し話そうという流れになって池袋の少し落ち着いたバーへ行った。
30分程たわいもない事を話したり、お互いを分析しあったりしていた。

そこでいきなり、1人に衝撃的なことを言われた。
「いもこって実はクソわがままだよね」。
思わず固まってしまった。

彼女とはあまり喋った事はなかった。
一緒の卓でご飯を囲むことはあっても、深くは喋った事はなかった。

からこそ、言われた事にびっくりして咄嗟に反応ができなかった。
何故なら、図星だったから。
よく分かったなって。
しかもそれを指摘した事に驚いた。

わがままだってはっきり言われたのは過去一度だけだった。
小学2年生の頃の担任の先生から。

だから、言われた時は少しむかっともしたけど、やっぱりそうなのかと納得した気持ちもあった。
友達の嫌なところというのは言いづらい。
知り合って1週間の人なら尚更。
今まで、はっきりズバッと自分の性格を分析してくれる友達はいなかった。
すっきりしたし、目が覚めた感じがした。
今まで、自分の嫌なところに蓋をして、というか気づかないふりをしていた。
けれど、ここにきて自分の良い部分も嫌な部分もそのまま認めることができた気がする。