中村真緒の概要
さつまいもの魅力を一人でも多くの人に広げる為に活動している。
茨城県に生まれ育ったこともあり、さつまいもはずっと身近な存在だった。
高校三年生の時、さつまいも博に立ち寄った。全国から選りすぐりのさつまいも店が集まる。
そこで、一つの作物に対してこんなにも熱をかける人たちがいることに感動した。
このイベントをきっかけに、さつまいも博実行委員会のメンバーとして活動するようになった。
半年に一回開催される、さつまいも博のイベント運営や品評会へ参加している。
生産者をはじめ、焼き芋屋さん、紅はるかに開発者、様々な角度からさつまいもに関わる人々に出会った。
関わり方は違えど、それぞれが芋に愛をもって接していた。
可能性を信じていた。
こんなにも素敵なさつまいもをもっと沢山の人に知って欲しい。
そう思った。
だから、渋谷や浅草で、芋を配ってみた。
海外から旅行に来ている人達に話しかけまくって、芋の話をした。
どうやらアジアの人より、欧米の方々に受けが良い。
甘いもの好きが多く、腸活や健康食品市場が広がるアメリカでは、日本のさつまいもがまさに求められるものではないかと仮説をたてた。
そして19歳の春、さつまいも10キロ抱え、単身渡米した。
シアトルとミシガンに住む人々に試食して貰った。
大好評だった。
さつまいもが喜ばれるたび、自分のことのように嬉しくなった。
自分の大好きな芋と、笑顔になる人を増やしていきたい。
そんな思いから、I(芋を)M(もっと)O(多くの人に)をモットーに現在活動している。
その後、海外でのさつまいもビジネスを学ぶ為、大学2年生の9月タンザニアのマトボルワ社でインターンをする。
日本のさつまいもの品種を海外で育てることや芋の栽培加工における日本との違い。現地にさつまいも加工工場を立てた社長のもとで学んだ。
日本のさつまいも栽培においては、茨城の農家さんで修業中だ。